地元で良いWeb制作会社はあるかな？と思って検索し、クリックしたら全くよその土地のSEO業者や情報を網羅しているだけのサイトが出てきて悲しい気持ちになり筆を取りました。SEOは正しい情報を適切に届けるものです。
弊社は大阪市内に本社を構えているものの、私は茨木市に住んでいます。根っからの地元というわけではありませんが、茨木市に家を買ったので愛着もあり、定住することは間違いありません。笑
この記事で紹介する内容は、茨木市を例に挙げていますが、どの地域でも共通するSEOの考え方です。どこからともなく迷い込んだ方も参考にしていただければ幸いです。
SEOとは
冒頭でもお伝えした通り、SEOは適切に情報を伝えるための施策です。古い考え方だと近隣の市町村名などのキーワードを網羅してたり、コンテンツを量産したり、外部からのリンクを購入するなんてイメージがあるかと思います。そのようなページを見かけることがあっても、それはあまり検索する人がいないキーワードでのことで、競合が多いキーワードで安定した検索流入を得るためには全く通用しません。
その土地に店を構え、地域住民をターゲットとするならば、ユーザーの体験を重視することで、スパム的な手法は一切使わずに上位を狙うことができます。
市町村名はどれくらい検索される？
実際にユーザーが検索するのは、「業態+茨木市」くらいのキーワードまでで、町名まで含めて検索されることはほとんどありません。市単位で検索する場合も、市場が小さかったりニーズが合わないとほとんど検索されることもありません。toBの商材になると1位を取っても悲しいくらい検索されてないなんてこともあります。
お隣の市もターゲットにするべき？
地元で検索する人が少ないからといって、お隣の市（例えば高槻や箕面）を狙ったとしても、検索するユーザーのニーズとはギャップがあり、来店につながる確率も低くなります。競合の多い業種なら他府県に負けないレベルの魅力も必要です。それくらい自信のあるサービスなら多店舗展開するなど、その場所に存在する事実を作るところから始めたほうが良いかもしれません。
彩都や小野原寄りになると箕面市を狙いたくなりますが、箕面中心部からも離れるので検索からの集客は難しかったりもします。
コンテンツはどれくらい必要？
地域名を含むキーワードで上位を狙うためにはそれほど多くのコンテンツは必要ありません。市単位ならば1ページでも検索10位以内を目指すこともできます。「屋号+茨木」のように検索されるくらい知名度があれば1位を目指すこともできます。その土地に関連性のある文章を用意できれば、検索に表示させる手法はあります。（上位を狙えるかはサイトの状況にもよります。）
競合が多い業種の場合はある程度のページ数が必要になってきます。コンテンツが増えてくれば「大阪」で上位を目指すこともでき、そのフェーズになれば近隣の市町村もターゲットにできるようになってきます。
土地勘を活かした集客戦略
インターネットを活用した地域密着型の集客戦略はキーワードの検索ボリュームだけでなく、阪急茨木とJR茨木の距離があることで商圏が変わってきたり、171や産業道路の付近で多少遠方からの来客も見込める可能性があるなどの土地柄も考慮して、顧客目線になると集客導線の見え方も変わってくるかと思います。
Googleマップに登録することで近くにいる人にアプローチしたり、広告を活用することで半径2kmくらいのエリアに集中して集客を行うこともできます。
場合によってはポスティングや地域情報誌などの方がインターネット集客より効果的なこともあるので、「何から始めるか？」から、見つめ直してみてはいかがでしょうか？
もし、茨木市でSEOにお困りのことがあれば、気兼ねなくご相談ください。もしかすると、土地勘のあるマーケターに出会える確率は雷に打たれるくらい低いかもしれません。手の届く範囲を守るくらいの志ですが、お声かけだけでもいただけると幸いです。
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